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不登校の進路の選択肢  「学びの多様化学校」(旧不登校特例校)

更新日:2月5日




不登校生の進路について、どうしたらいいか悩んでいるご家庭が多いことと思います。

お子さんの未来についての不安や疑問は、親として当然の感情です。

今回、不登校の進路の選択肢のひとつ、「学びの多様化学校」(旧不登校特例校)について具体的な情報をお届けします。


1. 現状を受け入れ、可能性を見出す


▶お子さんの現状を受け入れる

お子さんが学校に行けないことに対して、自己否定の感情が芽生えていないか心配ですね。この感情がある限り、前に進むことは難しいでしょう。


お子さんが自分を好きになり、大切にできるようになるためには、得意なことを見つけて伸ばしてあげることが大切です。

お子さんの興味や好きなことに耳を傾け、一緒に楽しむことから始めてみましょう。


▶一緒に過ごす時間を大切に

お子さんが話したがらない、会話が難しいと感じることもあるでしょう。

そんなときは、お子さんが好きな活動に一緒に参加してみてください。


例えば、「30分間ゲームを一緒にする」といった形で、お子さんの世界に寄り添いましょう。

最初はスムーズにいかなくても、「このやり方教えて」「こんなときどうするの」などと言う言葉をかけながら、興味を持ち、共感を示すことで、少しずつ心を開いてくれるはずです。


▶会話を通じた希望の芽生え

会話がスムーズになれば、「これからどんなことがしたいか」などと問いかけてみましょう。

お子さんが将来どのような未来を描いているか、その夢や希望を引き出すことが大切です。


ただし、「高校どうするの」などのプレッシャーをかけずに、お子さんのペースに合わせてゆっくりと話を進めていきましょう。


未来への一歩は小さくても良いです。

笑顔で過ごせる時間を大切にし、お子さんのペースを尊重しながら、不登校特例校という選択肢についても検討していきましょう。


お母さんの優しさとサポートが、お子さんの笑顔と希望の芽生えを育む鍵となります。未来は明るいものになることを信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。


2. 専門家やカウンセリングの利用


お子さんの進路に関する具体的な情報を得るために、専門家や学校のカウンセリングを利用することが重要です。

不登校の背後にある問題やお子さんの興味を尊重した進路の選択をサポートしてくれるプロフェッショナルがいます。

彼らと協力して最適な進路を見つけましょう。


市区町村の相談窓口には、次のような支援センターが設けられています。

適切な相談窓口が分からないという方は、お住まいの市区町村の総合窓口か、教育関連の窓口に問い合わせてみてください。


▶児童相談所、児童相談センター

▶ひきこもり地域支援センター

▶発達障害支援センター(発達障害と思われる症状との関係が疑われるときのみ)



3. 興味・能力に基づいた進路の選択肢


「学びの多様化学校」(旧不登校特例校)ってご存じですか?

「学びの多様化学校」(旧不登校特例校)とは、文部科学大臣が指定する学校で、「不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校」のことです。


通常の学習指導要領に縛られず、不登校の状態にある児童生徒の実態に配慮した特別な教育が提供されています。学びの多様化が進む今、不登校特例校はお子さんに合った柔軟な進路選択肢となります。




▶不登校特例校を設置することができる根拠

不登校特例校は、平成17年に学校教育法施行規則改正で制度化されました。


法改正は、不登校児童生徒の増加に対応し、新たな法律や制度が必要であるとされた中で行われました。

教育機会確保法に基づく基本方針では、不登校特例校の設置を促進する方針が示されています。


▶不登校児童生徒の増加と取組

不登校児童生徒の増加に対応するため、国は「不登校に関する調査研究協議会」を設置し、学習機会と支援のあり方について報告書をまとめています。


報告書では、不登校解消のために以下の4点に重点的に取り組む方針が示されています。



①誰一人取り残さない学校づくり

②不登校傾向のある児童生徒に関するニーズの把握

③不登校児童生徒の多様な教育機会の確保

④不登校児童生徒の社会的自立を目指した中長期的支援


▶不登校についての基本的な考え

〇不登校は、取り巻く環境によっては、どの児童生徒にも起こり得るものとして捉え、不登校というだけで問題行動であると受け取られないよう配慮し、児童生徒の最善の利益を最優先に支援を行うことが重要


〇登校という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある


〇不登校児童生徒の意思を十分に尊重しつつ、その状況によっては休養が必要な場合があることも留意しつつ、 個々の児童生徒の状況に応じた支援を行うこと


これらが教育関係者、教育機関等に周知されることの必要性、また特例校設置の推進やフリースクール等の民間団体との連携促進などが提言されています。


お子さんの興味や得意な分野に焦点を当て、それに基づいた進路選択を検討してみましょう。趣味や特技を活かせる職業や、柔軟な進学制度を提供する学校が存在します。お子さんが自ら進む意欲を引き出すために、個々の特性を重視した進路選択が重要です。


4. お子さんの興味や能力を大切にした進路選択


お子さんが興味や得意な分野に焦点を当て、お子さんが自ら進む意欲を引き出すために、特例校を含めた柔軟な進路選択を検討してみましょう。


報告書でも強調されているように、不登校児童生徒の意思を尊重し、個々の状況に応じた支援を行うことが重要です。


まとめ:明るい未来への一歩


不登校生の進路についての不安はあると思いますが、適切なサポートと情報を得ることで、明るい未来への一歩を踏み出すことができます。

お母さんが冷静な判断と愛情をもってお子さんをサポートすることで、進路選択がより良い方向に向かうことを信じています。

どうかお母さん自身も安心して、お子さんと一緒に未来に繋がりますように。



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