寒暖差があり、体調を整えるのが大変な今日この頃。
でも春はすぐそこに・・・
梅の花の香りが春の訪れを告げ、ときどき春の日差しが、まばゆいときがあります。
また厳しい冬に耐えた木々たちも温かい春の日差しを浴びて、ほんの少しずつ少しずつ蕾がほころび、新芽が芽吹く季節となってきました。
春が持つたくさんのエネルギーを感じるときでもあります。
この季節は、入学や進学、新学期、クラス替えとあわただしく環境が変化する時期でもあります。そんな環境に不安や心配を感じている子どもは少なくありません。
まして不登校の子どもにとっては、複雑な感情が入り混じるときでもあります。
しかし不登校の子どものなかには、春の節目に学校に行ってみようかと思う時期でもあるのです。
新しい環境に、子どもはどんなストレスを感じているかご存じですか。
今までの経験から、このようなストレスを感じやすいようです。
・同年代の友だちとうまくやれるのか心配
・新しく関係性を持たなければならない先生や友だちと過ごすのが不安
・授業中のグループワークで失敗しないか不安
・予想外のことが生じる環境への怖さ
・⾃分の気持ちをうまくアウトプットすることが苦⼿
子どもによって不安や心配はそれぞれだと思いますが、まずお子さまのストレスは何なのか、それを理解しようとしてあげてください。
「そんなの大丈夫よ~」「すぐ慣れてくるから気にしない」などと、根拠のない何気ない言葉かけは、子どもを傷つけ、親は理解してくれないんだという認識が不信感となり、その不安や心配を親に話せなくなってしまいます。
\子どもの不安や心配に親ができる3つの支援方法/
子どもの不安や心配は、親にとっても心を痛める問題です。しかし、一緒に取り組むことで、安心感を与え、解決への道を開くことができます。ここでは、子どもの不安や心配に対処するための具体的な方法を3つご紹介します。
◆子どもの気持ちを理解し、共に確認する
子どもの不安や心配を解決するために、まずは子どもの気持ちに耳を傾け、さりげなく共感することが大切です。コミュニケーションを通じて、子どもの心の声を受け止め、一緒に向き合いましょう。
子どもが気になることについて一緒に考え、具体的な対策を立てることで、子どもの安心感が育まれます。
例えば、通学路歩いてみる、新しい教室の見学をさせてもらうなどの経験することで、これからの見通しや安心感が生まれ、不安や心配を少しずつ解消していくことができます。
◆ SOSのサインを一緒に考えて身につける
子どもが登下校中や学校、外出先で突然の困難に遭遇した時、誰かに助けを求めるためのSOSサインは大切です。
おうちで不安や心配を感じたとき、どのようなサインを出せばいいか一緒にSOSサインを考えてみましょう。先生や友だちにも事前に伝え共有してもらうことが必要です。
また信頼できる大人や友だちに気軽に相談できる環境を整えてあげてください。子どもが安心して学校に通えるよう、SOSのサインを一緒に身につけていきましょう。
◆子どもの安心感をサポートするお守りを持たせる
子どもの不安や心配は、親にとっても大きな課題ですが、優しく寄り添い、共に向き合うことで、子どもの心を穏やかにすることができます。
思いがけない不安や心配に立ち向かう際、子どもが持つお守りは心の支えとなります。
子どものお気に入りのシールや小物をお守りにして親子で共有してみませんか。
子どもの身の回りにシールを貼ったり、お気に入りの小物を持ったりすることで、子どもの安心感はぐんと高まっていくと思います。
春の訪れは新たな始まりの季節です。
子どもたちが健やかに成長し、明るい未来への一歩を踏み出せるよう、お父さん、お母さん、一緒に見守ってい行きましょう。
もし、なんか気になることがございましたら、無料相談も行っていますので、「お問い合わせ」からご連絡いただけますよう、よろしくお願いします。
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